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カリフォルニア州フレモント 2018年1月22日 - Blackmagic Designはこの日、New Wave Entertainmentが20世紀フォックスの「オリエント急行殺人事件」の広告キャンペーンのサウンドデザインにFairlight DAWを使用したと発表した。アガサ・クリスティの小説を原作にした同作は、ヨーロッパを旅する豪華列車に閉じ込められた13人の見ず知らずの乗客と車掌が、互いに犯人ではないかと疑い合う様子を描いている。
New Wave Entertainmentはロサンゼルスに拠点を置くマーケティング会社でポストプロダクション/フィニッシングを専門としたサービスを提供している。チーフエンジニア兼シニアミキサーのマーク・ロドリゲス(Mark Rodrigues)によると、今回のキャンペーンではサウンドエフェクトが重要になる、と同社はプロジェクトの開始当初に気づいたと言う。 「機関車のサウンドや背景の環境音に、叫び声、銃声に加え、列車の汽笛を多用してミュージカルのような雰囲気をサウンドエフェクトを使って生み出しました。 サウンドエフェクトを多く使うと、編集やミキシングに若干時間がかかるのですが、Fairlightのスピードはその遅れを補う以上に早いんです。また、Xynergiコントローラーを使うとボタンを1〜2回押すだけで数百のコマンドが実行できるので、このプロジェクトの膨大な量のサウンドエフェクトを編集する際に助かりました。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20180123-01