カリフォルニア州フレモント 2018年1月18日 - Blackmagic Designはこの日、wTVisionがDeckLinkキャプチャー・再生デバイス・シリーズ、および複数のBlackmagic Design製品を使用して、ソフトウェアベースの放送およびグラフィックソリューションを世界各地の顧客に提供していると発表した。これには、ボリビアの新しいバーチャル/拡張現実スポーツ放送の開発が含まれる。
wTVisionはオーディオビジュアルの世界大手Mediaproの一部で、世界有数のリアルタイム・グラフィック/再生オートメーションのプロバイダーである。同社は、放送業界向けに先進的かつ極めて効果的なソリューションを生み出しており、ソフトウェア開発、グラフィックデザインおよびブランド戦略、ライブプロダクション、人材派遣に焦点を当てた業務を行なっている。
wTVisionのソフトウェアはサードパーティ製ハードウェアシステムを使用した構成で、Blackmagic DesignのDeckLinkはメインのキャプチャー・再生ハードウェアとして同社のソフトウェア製品の一部として活躍している。DeckLinkは、wTVisionのスポーツ、選挙、プロダクション/マスターコントロールルーム用ソリューションの一部として使用されており、再生オートメーションおよびライブプロダクションに必要なすべてのツールを提供している。具体的には、リアルタイムの統計やグラフィック、ビデオ再生コントロール、ニュース編集室のシステム統合、インジェストおよびトリム、メディア資産管理、SNSなどが挙げられる。
「弊社では、放送業界向けの最高のソフトウェアの作成にあたり、DeckLinkシリーズに厚い信頼を寄せています。DeckLinkカードは、非常に手頃な価格で、モデルの種類も豊富な上、同じAPIでコーディングが可能なんです。これは、あらゆる顧客のニーズに合わせてソフトウェアを作成できる安心感を与えてくれています。DeckLinkは、常に期待に応えてくれると分かっているからです」とwTVisionのCEO、マリオ・ソーザ(Mario Sousa)氏は語る。
wTVisionにおけるDeckLinkの最新の使用例は、ボリビアの新しい巨大放送施設の一部に組み込まれたことだ。2014年にボリビアのサッカーの放映権所有会社であるThe Gameと協力を結んで以来、wTVisionおよびMediaproはボリビアでの市場を拡大しており、現在はボリビア国内での主要なサッカーの試合の放送を一手に担っている。これには、ボリビアリーグ、W杯予選、コパ・アメリカ、南米杯のU-20およびU-17、スポーツ番組などが含まれる。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20180118-01