カリフォルニア州フレモント 2018年2月21日 - Blackmagic Designは、45th & Deanが多数のBlackmagic Design製品をブルックリンの制作施設にインストールしたことを発表した。これには、URSA Studio Viewfinderを取り付けた数台のURSA Mini 4.6Kデジタルフィルムカメラ、Micro Studio Camera 4K、Video AssistおよびVideo Assist 4Kモニター/レコーダー、ATEM 2 M/E Broadcast Studio 4Kライブプロダクションスイッチャー、ATEM 2 M/E Broadcast Panelが含まれる。
この制作施設は、A&Eネットワークス所有・運営のウェブサイトやリニアチャンネルなどの様々なプラットフォーム用のオリジナルコンテンツをBlackmagic Design製品を使用して制作する拠点となっている。最近ではSnapchatのオリジナル番組「Second Chance」を制作した。この作品は、カップルが二人の問題を徹底的に話し合う様子を映したもので、45th & Deanにより制作され2月14日に初公開された。
6台のURSA Mini 4.6Kと2台のMicro Studio Camera 4Kは、スタジオおよびロケ先で上質なルックのコンテンツを今まで以上に効率的にキャプチャーしている。URSA Mini 4.6Kのスーパー35mmセンサーと15ストップのダイナミックレンジで、コンテンツは高品質のシネマライクなルックに仕上がっている。さらに、URSA Mini 4.6KおよびMicro Studio Camera 4Kはコンパクトで軽量であるため、屋外でのインタービューの撮影に非常に重宝されていると言う。
4台のURSA Studio ViewfinderがURSA Mini 4.6Kに取り付けられ、プロのライブプロダクションに使用されている。ビューファインダーには、7インチの高輝度スクリーン、タリーライト、コントロールノブ、グラブハンドルなどが搭載されているため、カメラの操作が楽に行える。2台のURSA Viewfinderが野外や手持ちでの撮影に使用されている。
45th & Deanの制作施設の構築はチームとしての協力無くしてならないものだった。製品選定は、A&Eネットワークスの既存のインフラとの拡張性と互換性の両方を考慮して行われた。既存の製品とワークフローへのURSA Mini 4.6KおよびMicro Studio Camera 4Kの取り込みやすさが、Blackmagic Designを取り入れる大きな要因になった。また、URSA Mini 4.6Kではレンズ交換が可能である点が非常に便利だと言う。スタジオでのショットにマッチさせたり、番組やシーンで特定のルックを得られるからだ。
カメラに加えて、4台のVideo Assistおよび4台のVideo Assist 4Kが導入され、モニタリング、ショットのフォーカスおよびフレーミング、収録に使用されている。制作施設にはコントロールルームはないが、その代わりにVideo AssistおよびVideo Assist 4Kを使用してポストプロダクションのデータ転送を行なっている。
スタジオでのマルチカム撮影用にATEM 2 M/E Broadcast Studio 4Kがインストールされ、双方向型コンテンツのカメラ、解像度、デリバリーに使用される。ATEM 2 M/E Broadcast Studio 4Kと共にATEM 2 M/E Broadcast Panelが採用され、マルチレイヤーのライブプロダクションに対応可能なコントロールも得られることになった。
Blackmagic Designの製品を同社のワークフローに統合するのはシームレスなプロセスだった。スタッフは、最小限の研修で極めて魅力的なコンテンツのデリバリーに、すぐに取り組むことができた。将来的にも45th & Deanは、引き続きBlackmagic Designの製品を同社の画期的な制作に使用していく予定だと言う。