NAB 2018 アメリカ合衆国ラスベガス 2018年4月9日 - Blackmagic Designはこの日、ATEM Television Studio Pro 4Kを発表した。同製品は、プロ仕様のオールインワンUltra HDライブプロダクションスイッチャーで、ハードウェアコントロールパネルと一体化している。ATEM Television Studio Pro 4Kは、8系統の独立した12G-SDI入力、内蔵Fairlightオーディオミキサー、ATEM Advanced Chroma Keyer、マルチビュー、Auxおよびプログラム出力、アナログオーディオ入力、内蔵トークバック、Flashベースの2つのメディアプレーヤー、プロ仕様のクリエイティブなトランジション、エフェクト用のDVEなどを搭載している。ATEM Television Studio Pro 4Kは、現在Blackmagic Design販売店にてUS$2,995で販売中。
ATEM Television Studio Pro 4Kは、NAB 2018のBlackmagic Designブース(#SL216)にて展示されている。
ATEM Television Studio Pro 4Kは、プロ仕様の放送用ハードウェアコントロールパネルと8系統の12G-SDI入力のスイッチャーを一体化した製品で、2160p59.94までのあらゆるHD/Ultra HDフォーマットに対応する。すべての12G-SDI入力には、再同期機能に加え、独立したフォーマットおよびフレームレートの変換機能が搭載されている。つまり、様々なフレームサイズやフレームレートの最大8系統の異なるソースを接続でき、それらをクリーンにスイッチングできる。スイッチャーは、あらゆる入力をプログラムの出力フォーマットとフレームレートに自動的に変換する。
ATEM Television Studio Pro 4Kには、プロ仕様のFairlightオーディオミキサーも内蔵している。Fairlightは、長年にわたり極めてハイエンドの劇場映画やテレビのオーディオポストプロダクションに使用されてきた。Blackmagic Designは、その優れたFairlightオーディオのツールを今回初めてライブプロダクションスイッチャーに統合した。ATEM Television Studio Pro 4Kは、各入力に独立した6バンドのパラメトリックイコライザーを搭載している。また、ダイナミクスにはエクスパンダー/ゲート、コンプレッサー、リミッターが搭載されている。
ATEM Television Studio Pro 4Kは、全く新しい次世代のATEM Advanced Chroma Keyerを搭載している。この新しいキーヤーは、色範囲の選択およびサンプリング用のサイズ変更可能なオンスクリーン・コントロール、フォアグラウンド/バックグラウンド/エッジ調整のコントロール、スピル/フレア抑制用のクロマ修正ツールを搭載している。つまり、ATEM Television Studio Pro 4Kは極めてクリーンなキーを抜いて、ブルー/グリーンバックを置き換え、プロ仕様の放送品質の合成が実現できる。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20180409-03