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LAWO が 2024 NAB Show で HOME mc2 DSP App を初公開 - その他にも多くの発表が


2024 年 NAB Show における LAWO のモットーは、“It's coming together "。放送とメディア分野の融合だけでなく、1 年前にリリースされたビデオ処理用の HOME Apps に、新製品として追加されたオーディオ処理用の 「HOME mc2 DSP App」の発表についても言及しています。新しい HOME mc2 DSP App は、今年の NAB Show 開催直前の特別オンラインイベントで紹介されました。


HOME Apps ファミリーの新しいメンバーである超低遅延の HOME mc2 DSP App は、サーバー・ベースの俊敏なオーディオエンジンであり、接続性と拡張性の面で HOME Apps プラットフォームの優れた柔軟性とLAWO の伝説的なオーディオ処理品質を兼ね備えています。


HOME mc2 DSP は映像/音声制作環境の融合に最適なオーディオ処理コンパニオンです。CPU ベースパッケージ内の A__UHD Core FPGA プロセッシングプラットフォームのすべての機能を、オペレーターはこれまで考えられなかった粒度で mc2グレードの DSP プロセッシングをスピンアップすることができます。 HOME mc2 DSP の主な目的は、A__UHD Core が利用できない状況や、HOME Apps システム領域内での使用がより実用的な状況においてオーディオ処理を提供することです。


ラスベガスにおいて LAWO は、現代の IP ベース放送技術のパイオニアとしての地位を再び示しました。 IPインフラ向けの先進的な HOME マネジメントプラットフォームや Lawo のマイクロサービスベース HOME Apps、mc2シリーズのオーディオ制作コンソール、mc2コンソール/A__UHD Core プラットフォームの新しいソフトウェアリリース、diamond と crystal などのブロードキャスト コンソール、先進的な .edge 超高密度 SDI/IP 変換およびルーティング プラットフォーム、新機能を備えた Power Core (Gateway および RPライセンス用) など同社のポートフォリオ全体が展示されました。


さらに、LAWO と Waves Audio は、Waves の SuperRack LiveBox と Lawo の最先端 mc2ミキシングコンソールの統合を発表し、ライブサウンドアプリケーションに直感的な柔軟性と効率性を提供することになりました。


LAWO はまた、NDI 6 のサポートを含む LAWO HOME Apps ファミリーの NDI サポート拡張も発表しました。これにより、10 ビット色深度やハイダイナミックレンジ(HDR)ビデオのサポートなど、いくつかの重要な機能強化が行われます。


NAB Show のハイライトのひとつは LAWO のブースで行われた、Game Creek Video 社の技術担当上級副社⻑である Jason Taubman 氏と、米国の人気バンド "Phish "の FOH エンジニアである Garry Brown 氏による NAB ブレックファスト・セッションでした。多くの参加者が集まり、皆さん今後の検討材料としてセッションを聴講しただけではなく、おいしいコーヒーやドイツの名物料理も楽しまれました。


2024 NAB Show で展示された LAWO システム


Lawoʼs HOME Management Platform for IP-Based Media Infrastructures

LAWO の IIP ベースメディア インフラ向けの HOME マネジメントプラットフォームは、ライブ制作環境のあらゆる側面とインスタンスを接続、管理、保護するように設計されています。 HOME は、エンジニアがインフラと迅速かつ効果的にやり取りするためのツールと集中型サービスを提供します。 クラウドネイティブな HOME ソフトウェアは、様々なデバイス、セットアップ、サイト、ハブ、データセンターをパワフ ルで機敏なプロダクションネットワークに変えます。


Lawo HOME Apps

LAWO HOME Apps は、面倒な計算処理を行うハードウェアからブロードキャストおよびメディア機能を抽象化したものです。必要なときに、必要な場所で、ビデオとオーディオの両方を同じプラットフォーム上で利用できます。HOME Apps は、HOME の直感的なユーザーインターフェイスを介して即座に起動したり落としたりすることができます。アプリの使用は永久ライセンスに基づいており、必要であれば、常に⻑期間利用することができます。


Lawoʼs HOME mc2 DSP App

LAWO の HOME mc2 DSP App は、CPU ベースの標準サーバーでホストされる A__UHD Core と同等の機能セットを備えたマイクロサービスベースのオーディオ処理コアアプリです。LAWO が提供する HOME Apps 製品の一部である HOME mc2 DSP App は、現在および将来の生産要件に合わせて、優れた接続性、順応性、拡張性を備えたオンデマンド処理を提供します。


Lawo VSC Virtual Audio Device and App for macOS

LAWO VSC Virtual Audio Device and App for macOS は、ハードウェアが課す以上の制約なしにサービスとして実行され、ローカル オーディオをあらゆる AoIP ネットワークで共有できるクリーンで自然な RAVENNA/AES67 ストリームに変換し、オーディオストリームを受信できるようにします。LAWO VSC は macOS Sonoma (バージョン 14) 以降の Apple デスクトップとラップトップコンピューター向けに特別に 設計されたパワフルなオーディオアプリケーションです。


Lawo VSM Broadcast Control System

LAWO VSM ブロードキャストコントロールシステムは、特定のワークフローやアプリケーション向けに自由に構成可能なハードウェアおよびソフトウェア ユーザー パネルを使用して、大多数の放送機器と統合します。IP エッジデバイスやネットワークインフラ、ビデオルーターやスイッチャー、オーディオルーター やコンソール、マルチビューワー、インカム、モジュラー機器、その他のサードパーティ製デバイスはすべて、高度に自動化された直感的な単一のユーザーインターフェイスから制御できます。


.edge Hyper-Density SDI/IP Conversion and Routing Platform

.edge 超高密度 SDI/IP 変換およびルーティング プラットフォームは、シンプルさ、柔軟性、俊敏性、経済効率を念頭に置いて設計されています。 従来の SDI ルーターをそのまま置き換えることも、柔軟なソフトウェアライセンスで拡張して高度な機能を完璧に組み合わせることも可能です。.edge では、OpEx(運用コスト)と CapEx(設備投資)を最も無駄のない方法で組み合わせることができます。オプションのアドオン機能は、HOME Apps と HOME の追加機能ロック解除にも使用される LAWO サブスクリプションクレジットを利用することで、恒久的または一時的にライセンスを取得できます。


A__UHD Core

A__UHD Core は、比類のない処理密度と柔軟で環境に配慮したコンソールコア機能を備えたネットワークベースのソフトウェア定義オーディオ DSP エンジンです。A__UHD Core は、 LAWO の mc2 オーディオプロダクションコンソール用次世代オーディオエンジンで,mc236xp,mc256,mc296 プロダクションコンソール用のネットワークベースのソフトウェア定義 IP DSP エンジンとして設計されています。


最新の IP ベース制作環境向けに最適化された LAWO の mc256 オーディオコンソール(フレームサイズ:16 - 144 フェーダー)は SMPTE 2110、AES67/RAVENNA、DANTE(Power Core Gateway 経由)、MADI、Ember+ をネイティブサポートし,幅広いローカル I/O 接続を提供します。コンソールは HOME mc2 DSP App または直感的な HOME 機能を備えた A__UHD Core によって駆動されます。LAWO の A__line やサードパーティ製の HOME ネイティブ I/O ステージボックスへの直感的なアクセスも提供されます。柔軟なライセンスシステムに基づいて, mc2 クオリティの DSP 1,024 チャンネルを複数のコンソールで共有できます。A__UHD Core テクノロジーを内蔵しない mc236 xp オーディオコンソール(xp <external processing> = DSP 256 チャンネルの外部処理)は 16,32,48 フェーダーで利用可能で,スペースが限られている場所や少ないチャネル数が必要な場所で一貫したワークフローを提供するために,複数の mc256 や mc296 コンソールを含むセットアップに最適です。


diamond / crystal broadcast console

diamond ブロードキャストコンソールは、フォルム、機能、洗練されたワークフロー機能を融合させた、素晴らしいブロードキャスト・ミキサーです。完全にモジュール化されており、2 フェーダーの "パーソナル "コンソールから 60 フェーダーのマスターコントロールやプロダクション構成に最適です。2 レイヤーオペレーションにより、フェーダー数は実質的に 2 倍になります。9 種類のモジュール・タイプにより、diamond はメインスタジオ、プロダクション施設、報道ブース、リモートスタジオのオ運用に合わせて完璧に調整できます。

Power Core と Controller という 2 つの異なる操作モードを備え、ライト仕上げとダーク仕上げの 2 色から選べる新しい多用途クリスタル放送コンソールは、さまざまな放送用途に最適です。


Power Core

Power Core は LAWO の強力なソフトウェア定義 DSP ミキシングエンジンです。オープン スタンダードベースの RAVENNA/AES67 AoIP ネットワーキングを使用して、数百の I/O チャンネルと数十のミキシングバスおよび DSP チャンネルをサポートします。オプション品のオーディオ I/O エクステンダー(AIOX)を使用することで、放送局はオーディオインフラを簡単、迅速、効率的に拡張することができます。


Power Core RP IP Audio I/O & DSP Node for Remote Production

Power Core RP V2 ライセンスは、Power Core を mc2オーディオコンソール向けの包括的なリモート制作ソリューションに変えるもので、統合されたモジュラーI/O、IP ストリーミング機能、64 のフル機能プロセッシングチャンネル、低遅延のオンサイトモニタリング、IFB ミキシング用の高度な DSP プロセッシング を備えています。


Power Core with a Gateway license

最後に、LAWO は Gateway ライセンス付きの Power Core が 96kHz オペレーションに対応したこととも発表しました。


詳細については

https://otaritec.co.jp/products/lawo/をご覧ください。


【お問合せ】

オタリテック株式会社

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