Pixotopeはノルウェーのオスロに本社を置くピクソトープ•テクノロジーズ社が開発したバーチャル・プロダクション・ソリューションで、Pixotope GraphicsとPixotope Trackingの２つのソリューションを提供している。
まず、Pixotope GraphicsはUnreal Engineを内包したユニークな製品で、直感的かつ、リアルタイムでの操作を追求したユーザーインターフェースは非常にシンプルでクリエイターの操作感を重視して構成されており、XR（インカメラVFX）、バーチャルスタジオ、AR（拡張現実）に対応している。Windows上で動作するアプリケーションとして提供しており、XR Edition、VS/AR Edition、XR Edition Multi Wall (1台から2面へ出力※１)、Failover Engin(冗長化用)ライセンスのラインナップで提供。また、出力時には独自の高品質なレンダリングを使用して出力する。
Pixotope Trackingは、カメラをトラッキング製品として、Marker Edition（赤外線で反射マーカーを認識する製品）、Vison Edition（赤外線に加えマーカーレストラッキングとのハイブリッド・トラッキングする製品）、Fly Edition（ドローンで撮影した空撮の映像などに対してリアルタイムでトラッキングする製品）、Vison Edition With GhosTrack（Ghost flame技術を利用したXR向けのトラッキング製品）などを提供。その他、Talentrackは演者の身体にはセンサーなどのハードを装着する必要がなくカメラ映像のみで人物をトラッキングする製品。
InterBEEでは、Pixotope GraphicsとPixotope TalenTrackの組合せをメインで展示し、今までできなかったバーチャルスタジオ演出を披露した。例えば演者（実写）が３DCGオブジェクトの前後を自由に行きしたり、演者がCGオブジェクトに「触れる」「壊す」などの演出を実現。また、FreeD D1プロトコルに対応したSONY ILME-FR7と、Canon CR-N500の２台のPTZカメラを１台のPixotope に接続してPixotope内部で切替える機能も紹介された。その他、AR（鶴城現実）、Pixotope GraphicsとPixotope Tracking Flyの組合せの実演展示もされた。
【問合せ先】 三友株式会社 ITソリューション部
03-6408-1477
pixotope-info@mitomo.co.jp
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