Telestreamニュースレター2024年12月号
~ロサンゼルス・エンゼルス事例紹介、Telestreamミーティングレポート~
Telestreamの製品、サービスやサポートの最新情報を定期的にお伝えする「Telestreamニュースレター」。
2024年12月号では、VantageのMLB ロサンゼルス・エンゼルスでの事例をご紹介。また10月25日(金)に行われたTelestreamミーティングの様子をレポート。SDI/IP 波形モニタ『PRISM4.3』のリリース情報もご案内します。
ニュースレターでは今後も定期的に情報をお届けしますので、お楽しみに!
事例紹介|ロサンゼルス・エンゼルス、Vantageの導入でワークフローを効率化。ファン体験にホームランを連発
MLBロサンゼルス・エンゼルスの本拠地であるカリフォルニア州アナハイムのエンゼル・スタジアムはテクノロジーを積極的に活用し、ファン体験の向上、運営効率の改善、そしてモダンなスポーツ&エンターテインメント会場としての地位を維持しています。 エンゼル・スタジアムのテクノロジーの活用は、近代的なスポーツ施設がいかにファン体験を向上させ、同時に運営効率を改善できるかを示しています。 特に、スタジアム内の複数のビデオディスプレイボードにおけるコンテンツの取り込みや表示に関する技術ソリューションは注目に値します。外野に設置された2つの大型ディスプレイを含むこれらのシステムにより、ダイナミックなコンテンツを効果的に披露し、球場体験全体をインタラクティブかつ魅力的なものへと変革しました。
製品情報|《リリース情報》PRISM 4.3
このたび『PRISM 4.3』がリリースされました。本バージョンには、SDI、IP、またはハイブリッドSDI/IPワークフローの効率を向上させる革新的なオプションと機能が多く実装されています。
SDI/IP(ST2110)両方に対応した波形モニタです。WebRTCでの遠隔監視、IP入力時の高速切替など、様々な環境で便利にお使いいただけます。
JPEG XS/ST 2110-22対応(JPXSオプション):帯域幅を最適化し、コストを削減する軽量かつ低遅延の技術で圧縮されたUHDおよびHDストリームを安心してモニタリング可能。
SDI & IP入力の同時対応(MULTIオプション):複数のSDI、ST 2110、およびST 2110-22信号を柔軟に組み合わせ、ハイブリッド環境のモニタリングをシームレスに実現。
Luma Qualified CIE(PRODオプション):HDRおよびSDR画像の正確な分析のために輝度範囲を定義可能。
マルチカメラプロダクションの管理やIPワークフローへの移行に取り組む皆様へ、『PRISM 4.3』を優れた品質を提供しながら効率を最大化する波形モニタリングツールとして提供します。
レポート|Telestreamミーティング
フォトロン本社のオフィスリニューアル後、初めてお客様をお呼びしての製品説明会&懇親会を2024年10月25日(金)16:00~18:30に開催しました。なお、弊社におけるTelestream社製品のみでの懇親会は初めての試みでした。
前半は製品説明会で、Telestream社Ellen(同社APAC VicePresident)の挨拶から始まり、同社の歴史紹介を経て各製品の説明を行いました。
また、フォトロン自社開発製品であるセントラライズワークフロー統合管理システム『STORC』も合わせて説明させて頂きました。『STORC』は弊社取り扱いのEVS社製品に対しての収録・再生制御だけでなく、Telestream社製品も含めたスタジオのワークフローを一括管理・制御できるようにすることで、制作・編集現場においてより効率的な運用を目指した製品です。
『STORC』の主な機能は下記の通りです。
基幹システムとの連携し、番組情報を取得することでスタジオの運行管理状況を『STORC』から確認・管理できるGUIを提供
録再デバイスのリソース管理。スケジュール表示で録再チャンネルの空き状況・使用状況が見れるようになります。
収録・再生サーバの入出力ソースの制御・ルーティング。番組の会誌時間になると各スタジオで必要な系統数分録再デバイスのチャンネル数を割り振ります。SDI/IPのみならず、SRT等のソースのルーティングにも対応します。
もちろん従来通り録再チャンネルの制御&トランスコードの指示&ストレージへのチェックインからクラウドアップロード・ダウンロードなどにも対応しています。
また、すべてWebアプリベースでの提供となっており、必要な機能を必要な分だけライセンス体系で提供する仕組みです。
『STORC』はこれまでEVSサーバを中心として開発してきたましたが、最近ではストリーミングサービス等の需要も増え、24p及び30p等の多様なフレームレートでの収録や、局外からの映像収録としてSRTやSDI/IPのみならず、NDIでの用途も増えたため、EVSサーバだけでは対応できなくなりました。
そこで今回、フレキシブルサーバであるTelestream『LiveCapture』を新たにサポートした次第です。
後半の懇親会では、すしチェーン「銚子丸」の寿司職人さんをお呼びして、社内での回転寿司を行いました。
弊社社員とお客様との会話はもちろんのこと、お客様同士での情報交換も会場内のいたるところで見られ、大変盛況のうちに終了時間を迎えることとなりました。
後日実施したアンケートでも回答者の8割の方に満足頂き、懇親会含め楽しめた、製品紹介で見識を深められた、他社の方と有意義な情報交換ができた、というコメントを頂戴しました。
ご参加いただいた皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
またフォトロンとしても引き続き、Telestream社製品におけるこの様な機会をお客様にご提供できるようにしていきたいと考えています。
お問い合わせ先:問い合わせフォームまたは各営業へお願い致します。
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