IPパケット監視装置LVB440 が SR Live Metadata に標準対応
リーダー電子(社長:長尾 行造)は、IPパケット監視装置LVB440にソニー株式会社が提唱するSR Live Metadata *1のパケットをデコード表示する機能を追加した。
SR Live Metadataのデコード表示機能は、ZENシリーズの波形モニターとラスタライザーの標準機能に含まれているが、この機能をIPネットワーク評価で使用するため、LVB440にも標準機能として追加した。SR Live for HDR *2は、コンテンツが4K HDR から HD SDR にコンバートされる際に、放送制作ワークフローの一部を形成する。各カメラから取得したメタデータを使用して、制作スタッフが潜在的な問題を迅速かつ効果的に特定し、修正できる。
LVB440は、放送制作スタジオ、中継車、マスターコントロール施設、伝送ネットワークにおける高ビットレートのメディアトラフィックを監視・分析するために設計された。デュアルインターフェースにより最大64ギガビット/秒まで拡張することが可能。機能は、JPEG XS ST 2110-22圧縮解析、映像信号評価やアンシラリデータの解析など、IPネットワーク監視以外の機能も充実。制御は、ブラウザーで最大8人のローカルまたはリモートユーザーをフルサポート。制作チームは複数の拠点で大量のストリームと複数の映像のリアルタイムチェックを並行して行うことができる。
*1「SR Live Metadata」はHDR/SDR映像を同時制作する「SR Live for HDR」ソリューションにおいてHDR/SDR映像の相互変換に必要なデータ群。SDI信号やMXFファイル、IPネットワークに重畳でき、対応製品と組み合わせることで変換時の設定ミス防止や運用の簡略化などが可能。
*2「SR Live for HDR」はソニー株式会社の提唱する、HDR/SDRの映像を同時かつ効率的に制作することが可能なソリューション。
リーダー電子株式会社
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