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ブラックマジックデザイン、新しいCINTEL SCANNER 2を発表 世界で最も人気の高いフィルムスキャナー!新たに40Gb/sのThunderbolt 3やHDRに対応。


NAB 2018、アメリカ合衆国ラスベガス - 2018年4月9日 - Blackmagic Designはこの日、Cintel Scanner 2を発表した。同製品は、人気のリアルタイム・フィルムスキャナーの第2世代モデルだ。Cintel Scanner 2は、超高速のThunderbolt 3およびPCIeホストコンピューター接続、35mmのHDRフィルムスキャン用の新しいスキッドプレート、タイムコード出力を搭載している。新しいCintel Scanner 2は、6月よりUS$29,995でBlackmagic Design販売店にて発売予定。

新しいCintel Scanner 2は、全く新しい高速のインターフェースでMacおよびWindowsコンピューターに接続できる。極めて高速の40Gb/sのThunderbolt 3テクノロジーが搭載されているため、Cintel Scanner 2を最新のMacに接続して、リアルタイムで4Kフィルムスキャンが可能。さらに、Thunderbolt 3のないWindowsやLinuxベースのコンピューターとも、PCIeインターフェースで接続できる。

新しいバイフェーズ(二相)同期およびタイムコード出力コネクターで、Cintel Scanner 2を外部機器に接続できる。これは、磁気サウンドトラックリールをフィルムと同期させて再生する機器と使用する際に最適だ。これらの機器は、多くの場合パルスを使用して同期するため、タイムコード入力がない。タイムコードに対応している機器と併用する場合、スキャナーがタイムコードを出力するため、オーディオ機器は位置と同期をマッチさせることができる。バイフェーズ同期のサポートが追加されたことで、Cintel Scanner 2では旧型のオーディオ機器との互換性が今まで以上に広がった。

また、Cintel Scanner 2は新しいスキッドプレートを搭載しており、35mmフィルムのHDR(ハイダイナミックレンジ)フィルムスキャンが行える。これにより、日々高まる4K HDRコンテンツへの需要にも対応できる。35mmフィルムのネイティブ解像度は4Kハイダイナミックレンジであるため、既存のフィルムライブラリをCintel Scanner 2でスキャンして、鮮やかな4Kハイダイナミックレンジのイメージを蘇らせ、NetflixやApple TVなどの最新のストリーミングサービスでの配信が可能。16mmフィルムのHDRスキャンは将来のアップデートで追加予定だ。

Cintel Scanner 2のHDRスキャンは、スキャナーに同梱のDaVinci Resolve 15 Studioを使用して実行できる。DaVinci Resolve 15 Studioは、DolbyVision、HLG、HDR、HDR10方式に対応したGPUアクセラレーションを用いたカラーグレーディングおよびマスタリングをサポートしている。さらに、DaVinci Resolve 15 StudioのResolveFXに新しく追加されたツールで、自動ダート除去、ダストバスティング、スマートフィル・テクノロジーによるパッチ除去、高度な時間的/空間的ノイズ除去が可能。

「Cintel Scanner 2とDaVinci Resolve 15 Studioのコンビネーションは、世界最先端のフィルムスキャンおよび修復ツールです」と語るのは、Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ。「新しいCintel Scanner 2は、既存のフィルムライブラリをUltra HDにして、HDR放送やNetflixやApple TVなどでのストリーミングに使用できるため、エキサイティングな製品です!」

https://www.blackmagicdesign.com/jp/media/release/20180409-08


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